仲介手数料を支払うタイミングはいつ？

不動産の売却を依頼するときに不動産会社と媒介契約書を結びます。

媒介契約書に請求額と支払時期が記載されているのでよく見ておきましょう。

一般的には不動産の売却が終わる決済、所有権移転の時に銀行に売主、買主、不動産会社、司法書士が立会い振込が売主様に終わると同時に仲介手数料を現金もしくは振込で支払いを終えます。

しかしながら、売価契約書に契約時に半金もしくは全額とする不動産会社もありますので媒介契約書で事前に確認をしておきましう。

仲介手数料の支払権限が発生するタイミングの多くは契約完了です。決済引渡しではありません。こちらも媒介契約書もしくは売買契約書に記載されています。

 

不動産会社は売主様に媒介契約書と売買契約書の交付はしますが、説明は義務ではありません。

万が一、契約後売主買主のいづれかの責任で解約となってしまった場合、仲介手数料の支払い義務はありますので支払う必要があります。

売主様は買主様より手付金をもらっているので大体は手付金から払うことができますが、買主様は手付金、仲介手数料の両方が発生する可能性がありますので注意が必要です。

買主様にも媒介契約書をいただきますが、説明が曖昧だったりして解約後のトラブルになることもありますのでしっかりとそのあたりを事前に説明する仲介会社を不動産売却では選びましょう。