木造住宅の耐用年数は22年となっています。
この年数は、22年経つと倒壊する可能性があるとかではなく減価償却の計算でつかわれるものです。
どういうことかと言いますと、例えば新築で購入し22年経つと建物の固定資産税評価額は0円となります。
不動産査定をするときもこの固定資産税評価額を参考にしています。
中古住宅を購入しようと考えている場合、固定資産税評価額0円の物件で販売価格が異常に高い場合などの時に住宅ローンは厳しいことがあります。
しかし、木造住宅の本来の寿命は80年と言われています。適切に構造体部分を管理しメンテナンスを行っていけば更に持つでしょう。
逆に防蟻処理や外壁、屋根など適切な時期にメンテナンスをしなければシロアリ被害や雨漏りなどで80年も住める状態ではなくなるかもしれません。
ご自身の住まいを大切にしたい方がほとんどだと思いますので適切な時期にメンテナンスをすると良いですね。