不動産の相続税とは?仕組みと対策をわかりやすく解説
2025/05/16
不動産の相続税とは?仕組みと対策をわかりやすく解説
1. 相続税とは?
相続税とは、亡くなった方(被相続人)から財産を受け取った際にかかる税金です。現金や株式と同様に、不動産にも相続税が課されます。課税対象となるのは、「相続財産の合計額」から「基礎控除」を引いた金額です。
基礎控除額の計算式:
3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
2. 不動産の評価方法
相続税を計算する際の不動産の評価額は、「路線価方式」または「倍率方式」によって決まります。
- 路線価方式: 都市部の土地に多く採用。国税庁が発表する路線価を基に評価。
- 倍率方式: 路線価が設定されていない地域に適用。固定資産税評価額に一定の倍率をかけて算出。
建物は固定資産税評価額をそのまま使用します。
3. 相続税の計算方法
【例】
相続財産:1億円
法定相続人:配偶者と子1人(計2人)
基礎控除:3,000万円 + 600万円 × 2 = 4,200万円
課税対象:1億円 − 4,200万円 = 5,800万円
この金額を相続分に応じて按分し、それぞれに対して税率を適用します(税率は10〜55%)。
4. 配偶者控除・小規模宅地等の特例
配偶者控除
配偶者が相続する分については、1億6,000万円または法定相続分のいずれか多い額まで非課税になります。
小規模宅地等の特例
被相続人が住んでいた土地(自宅)を相続人が引き続き居住する場合、最大80%の評価減が受けられる制度です(330㎡まで)。
5. 登録免許税と不動産取得税
- 登録免許税: 不動産の名義変更時に必要。固定資産税評価額の0.4%。
- 不動産取得税: 原則として相続では非課税ですが、贈与に見なされると課税対象になる場合あり。
6. 節税のポイントと注意点
- 生前贈与による財産移転(ただし、贈与税に注意)
- 家族信託や遺言書の活用
- 小規模宅地等の特例を活かすための居住継続
- 専門家(税理士・司法書士)への早期相談
7. まとめ
不動産の相続は「相続税の申告」だけでなく、「不動産の評価」「特例の適用」「登記手続き」など多くのステップを含みます。大きな財産であるからこそ、制度を正しく理解し、適切な対策を取ることが重要です。
早めの準備が家族の負担を減らす第一歩になります。
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